活力朝礼で会社を元気に!
株式会社アデリー(柳井市倫理法人会)
平成29年度 原田新会長インタビュー
良い話なら他でも聴ける
今、「倫理」が求められる訳
キリ番単回モーニングセミナー
周南・・・・・・第500回
下関市中央・・・第200回
山口中央・・・・第200回
光・下松・・・・第300回
宇部市・・・・・第500回
原田会長、村岡嗣政県知事を訪問!
倫理法人会の活動報告ならびに倫理の良さをアピール。
今、注目!旬な人
周南倫理法人会 幹事 / 株式会社ビークルーエッセ
藤井 敏行さん
温故知新3 〜未来志向で活性化を〜 (全文掲載)
会報誌面ではスペースの問題から一部抜粋となりましたが、本紹介記事にて全文を掲載させていただきます。
彦島八幡宮
柴田 宜夫 宮司
神社神道で一番大切にしているのは、「祓(はら)い」です。 祓いには、過去と現在を清める「外清浄(げしょうじょう)」と、未来を清める「内清浄(ないしょうじょう)」に分けられます。 鳥居をくぐり、お手水をする、神職から祓いを受ける、これが、外清浄です。 身体が、浄化されるのです。 そして、神前へと向かい、心の浄化装置のスイッチをオンにするのです。 自分自身の精神をまっさらに浄化するのですが、それは、自分自身の精神を高めることです。 まず、自然の営みに感謝する素朴な気持ち、そして、すべての事象、出来事、物事が神様のお働きであることを受け入れる寛容さ、さらに、他人を敬う謙虚さ、この三つの心を取り戻すのが、心の浄化、未来を清める内清浄です。
「他人と過去は変えられないが、自分の未来は変えられる」という言葉があります。 あれが悪い、これが悪いと人を責める気持ちを捨て、身のまわりに起こることすべてに感謝の心を持って自分を変えていく営み、まさに、外清浄内清浄、心が変わっていくのではないのでしょうか。 江戸時代に「吉川神道」という神道論を唱えた、「吉川惟足(よしかわこれたる)」は、心が変わることの大切さを、次のような和歌に託しています。
「もろもろの 穢れの雲を 祓ひなば 心の月は いつもさやけき」
心を月にたとえるならば、心の月が、いつも、清く潔(さや)けくあるためには、いつも、穢(けが)れを祓いやる努力が必要であると説いています。 この穢れとは、本来的なものではなく、人の成長過程において、後天的(こうてんてき)についてきたものですから、神様から頂いた正しい心こそ、清く潔けき心です。 「心が変われば、行動が変わる、習慣が変わる、人格が変わる、出会いが変わる、運命が変わる」という言葉もあります。 アメリカのニューヨーク大学の研究によりますと、過去の幸福な記憶よりも未来に起こることの方を「明るい」と思う人が多く、しかも、脳は、未来の幸福な出来事を想像した時に最も活性化するそうです。 前向きな気持ちで人生を楽しむという神社神道の三本の柱の一つである、「未来志向」の「清き潔けき心」で、心豊かに活性化していきたいものです。