頭、新入会のアイテックサービス社 廣井様、平井様のご紹介&バッヂ贈呈からスタートしました。
続いて、石井講師のスピーチを戴きました。
神鋼出身で、長年環境問題に従事してきました。
CO2増加→気温上昇・・の世の中ですが、 2050年までに世界中のCO2排出量を現在の半減目標に
先進国は、その1/5に削減と云うCOP21パリ協定が調印されました。
一見達成は難しいそうに見える目標ですが、例えば ’90年代のエアコン、冷蔵庫と現在のそれらとは
約70%も節電効果があるのは周知の通りで、買替えればランニングコスト節減にもなります。
またハード対策として、太陽光発電、ボイラー、高効率機器の導入や ソフト対策で断熱施工、手入れ、
カーテンなどの改善工夫策、クルマ対策として、HV、 PHV、エコドライブ、低燃費車の導入などが
挙げられます。
これらのEMS(環境マネジメントシステム)を中小起業家を対象に、システム構築と認証取得を推進しているのが
この環境省推奨のプログラムです。
導入のメリットとして、経費節減、金利優遇処置、社会的信用度アップの他に、PDCAを継続的に廻すことにより
事故・災害リスクへの対応や法遵守、CSR社会的貢献などがあります。
何より、PDCAで環境改善していくと、社長の課題でもある会社経営そのものを見直すことが出来ることであります。