【講話】
講師:オーシャンズしものせき若松事務所所長 若松 敏幸弁護士
テーマ:弁護士38年 私の忘れえぬ事件から
携わった事件の断片をお話になられた中で、
「生前の人徳が魂となり、他の人を通して生の言葉として明らかになる」
とのお言葉が心に響きました。この言葉を伺い、今をどう生きなければならないのかを考えさせられました。
もし弁護して頂くことが生じた場合、何が大事になるか?
それは自分自身の生き様であると気づかされました。
そして、もう一つ、事件に関わった方々に対して、継続反復的に回答してもらう効果とは、主観を客観化できることに繋がると伺い自身に置き換え考えてまました。
何か事が起き、責め心を持つ前に、その現象が起きるうる幾つかの事由を考えることにより自身の心の在り方の気づきとなる。まさに倫理の教えとの結びつきを感じました。
【会員5分間スピーチ】
川村捷也会員
現在80歳の川村会員が、21歳の時にイギリス人の宣教師より薦められ読んだ本が「狭き門」。
のちに、倫理と出逢い丸山先生の教えの苦難福門に繋がり、「狭き門より入れ。滅びにいたる門は大きく、その路は細く、之を見出すもの少し(~マタイ伝~)」より苦難は幸福に入る狭き門であると学び、今日まで、このことを胸に刻み歩んで来られた人生の一端をお話頂きました。
(レポート担当:二宮多美枝)