令和2年、1月10日(金)最初の講話は、市制100周年記念にふさわしく100名の参加者でした。
未来に向けた宇部の「まちづくり」構想を持参資料を基に話されました。印象深かった3つを報告します。
1つ目は新庁舎の構想です。1期棟、2期棟は市民に利用しやすくするために、どんな設計になるのか。Sosity5.0社会を踏まえ、その実現を目指し機能を発揮させる庁舎の設計でした。
2つ目はSosity5.0社会の準備でした。特に強調されたのが地産地消のエネルギー(再生可能エネルギーの普及)でした。ネットで繋がる時代に備えるために必要なのがエネルギー。それを地産地消する。つまり、エネルギーに必要なお金を地域に循環させる構想でした。
3つ目はSDGsの達成に取り組む都市構想の紹介でした。
最後に付け加えておきたいのが、この未来構想は、過去の「まちづくり」を振り返ることでできた、宇部市にふさわしい構想であるということです。農業、漁業の村から、石炭の都市、工業都市に変わっていった歴史観から出来上がったものと受け取れました。
Sosity5.0
インターネットやAIなどの最新テクノロジーを活用した社会のこと。少子高齢化、地方の過疎化により人的負担の問題が予想される中、ドローン・自動走行車・無人ロボットなどを活用することで、その負担を軽減することが期待されています。
SDGs
持続可能な開発目標の略語。2015年、国連サミットで採択され、国連加盟193か国が2030年までに達成するために掲げた17の目標のことです。平成29年、全国で29の都市が「SDGs未来都市」に選定されました。山口県は宇部市のみでした。
講話者 宇部市長 久保田后子会員
司会 小倉 祐介普及拡大委員長
朝の挨拶 内藤 恵子女性委員長
[六]子女名優
誓いの言葉 中尾 崇子副会長