本当に日本での話なのか?山口市での話なのか?」朝食時の感想で皆さんが語られた言葉でした。6人に一人、ひとり親世帯の半分の割合で貧困状態の子供たちがいるという話から講話が始まりました。親が朝食を作らない、給食だけが一日の唯一の食事で給食がない日は水を飲んで飢えをしのいでいる、夏休みになると栄養補給ができない、運動会の日に弁当がなくていなくなってしまう、病院代が払えないので治療を受けられないなどと言うのが現状なのだそうです。家庭の事情や経済的理由で教育を受ける機会に恵まれない、毎日十分な食事を取れず、親が不在がちで独りぼっちという子供たちのために「こども明日花(あすはな)プロジェクト」を立ち上げ、どんな環境にあっても、こどもが未来に希望を持てる社会にしようと「学習支援」「生活支援」「居場所づくり」の三つの事業を柱に活動されている姿に感銘を受けました。
参加者22名