山口県で約2万人、全国で約70万人!これは、内閣府が発表したひきこもりに関する実態調査の推計だそうです。そんなにも多いのかというのが最初の印象でした。岡村さんは、就職した頃、まさか自分がそうなるとは考えもしなかったそうですが、自分が社会から必要とされていないのではないか・・・など考えるようになってから次第に家に閉じこもるようになったそうです。現状をどうにかしたいと思ってもどうにもできない、置き場のない自分が引きこもりだと悟ったきっかけはテレビ。施設で支援を受けるようになり、得意だったパソコンで名刺やチラシを作成し「ありがとう!」という言葉が立ち直るきっかけになったそうです。
岡村さんの口から何度も「社会貢献」と言う言葉が発せられましたが、人の役に立っているという意識を持つことが、人が生きる上で大切なのだと感じました。生産年齢人口の減少が叫ばれる中、「山口でひきこもりから脱したい人すべての社会復帰を実現する」と支援を受ける立場から支援する立場になって活躍され、素晴らしいと思いました。
先週に引き続き若い人から学ぶ機会を頂きました。
参加者23名