第932回MS 有限会社はるひ福祉サービス 代表取締役 岡 屋 淳氏
テーマ:「はたらくということ ~ 定年で終わらない~」
講話は、山口市仁保と島根県津和野でグループホームを運営されている岡屋 淳(あつし)様でした。はたらくこととは、就職して施設で働くことではなく、入所されている方が、経験を活かし、以前に体で覚えた技能を活かして働くことで人として認められ、人の役に立つ喜びを感じながら生活できるようにと介護保険制度のしがらみを超え、関係する医師の協力も得ながら実際に取り組まれていました。包丁を研いで嬉しそうな笑顔の男性、料理を作ったりして生きがいを感じながらグループホームで暮らす女性などを取り上げたNHK情報維新山口で放送された映像を見せていただき、最初から最後まで驚きと感動の講話でした。「はたらく」とは、年をとっても、傍(はた・周りの人)を楽(らく)にする!と言うことで、認知症の方への見方、接し方を変える必要があることを教えていただきました。
参加者20社21名(当該単会15社16名)