「万人幸福の栞にはたくさんのヒントが隠されている」と穏やかに話が始まった。
栞を実践している企業は沢山あると。仙台のとある企業は、朝礼に両親・先祖に感謝する黙とうの時間を設けていると。報恩感謝の気持ちをもって仕事をスタートする素晴らしい企業があると。
万人幸福の栞には素直になって自分を変えていくパワーがある。素直とは「ふんわりとやわらかで、何のこだわりも不足もなく、澄みきった心、これを持ちつづけること」。
良い意味でも悪い意味でも中小企業の経営者は個性が強く、我儘な人が多い。万人幸福の栞では、自分の個性を生かしつつも素直になり、実践・勉強していくことを伝えていると。
思い通りにならない事を楽しみ、社長ファーストから社員ファーストへ、社員管理から社員応援へ想いを変化させ、喜働(よろこんでやる・よろこんでひきうける・よろこんでもらう)の精神を社員に伝えたい。労働によって給料を得るが、それ以上に働く喜びを感じてもらいたいと。
物は生きている、金銭は物の中で最も敏感な生き物である。大切に扱う、お財布の中でしっかり休ませてあげる事でお金の回りが良くなった。人生は人と人との営みで生まれる。万人幸福の栞をしっかりと読み込んで実践してくださいとの言葉で講話を締められました。
参加41社、48名でした。ありがとうございました。