下関出身、農協JAに約40年間勤められて来られた人生訓を熱き想いと共に述べられました。
小さい頃、吃音で悩んでいた自分を陰日向となり庇ってもらっていた母親に、今でもとても感謝しています。
JAに就職し、市場・Aコープ・ライスセンター 等々 各地を転属しました。
金融共済部に配属された時は、また吃音のことが気になり、退職届を秘めながら仕事を続けたこともありました。
でも 「 自分に一番苦手なことを克服すれば、後が楽になる 」
と考え、電話するよりは、自らからお客様へ 出向いて行って営業をこなしました。
すると次第に営業成績も上向きとなり、いつしかトップ営業になっていきました。
その時、ハンディーキャップはチャンスでもある、と自覚するようになりました。
仕事の上で大きなクレームにも出会いました。
そんな自分のことを信用して素早い対応をしてくれた当時の上司や管理職になって現場から遠ざかり部下の指導に悩んでいた頃に助言してくれた同僚のことなど、僅か20秒の
勇氣と選択でその後の生き方が変わっていくこと、そして人生はシャープペン同じく芯の先端で活きて行くことだと締めくくられました。
参加者コメント : 「 嘘をつく部下への対応など、発展途上の私にはとても参考になりました。」
「 A4・10枚の原稿に綴られた人生劇、色々な人との出会いをキチッと把握整理されていることに敬服しました。」