雨の降る中、たくさんの方にお越しいただき、本日も岩国市倫理法人会のモーニングセミナーが開催されました。
本日の講師は、福島県よりお越しいただきました、川崎葉子氏です。
福島県倫理法人会 普及拡大委員長であり、株式会社 夢コーポレーション 代表取締役でいらっしゃいます。
昨夜のナイトセミナ―に引き続いての講話でした。
【講話内容】
カルチャースクール経営。東日本大震災で被災、原発3キロ圏内だったことから避難。
5年間を福井県で避難生活した際に立ち上げた≪F・F・F(ふふふ)の会≫の代表。
現在も全国の自然災害被災者のために、ボランティア活動を続けておられること。
ご自宅は、原発近くのため、放射能物質中間貯蔵施設予定地のため帰還できず、となりの福島県いわき市に新たな自宅での生活を3年前に始められたこと。
ボランティア活動を通して放射能事故を風化させないために全国で講演活動をしておられること。
また、今日は、育児放棄や親子間での虐待問題などのニュースがあったことから、親子問題のお話も特別にしてくださいました。
◎『蟹工船』の小林多喜二さんの例から、母親が子供を信じぬくことの大切さ。
◎東日本大震災の時に世界中から絶賛された、困難時にも秩序を乱さなかった日本の心。
・・・それらを取り戻そうよ。
「倫理とは?」と聞かれたら、「心を伝えること」
また、
東日本大震災で「生き残った」のではなく、「生かされた」のだという言葉が、印象的でした。(#^^#)
♪朝食会にて♪
【参加者感想】
朝、名刺交換しただけなのに、社名と名前を憶えてくれていて、講話中に飛び出してきたのにびっくり!
命の価値を重んじられていることに感銘。
自分の命を大切に、次の世代に受け継いでいこう。
「お父さん」は、子供にとって印象的ではない存在なのがちょっと残念。(笑)
生かされた命を大切にするエネルギー溢れた講話だった。
震災に対する、TVなどでの薄っぺらいニュースではなく、生の声を聞くことができて良かった。
全4回講話を聞かせていただいて、最後に小林多喜二さんのお話。一体どれだけ多くの引き出しがあるんだと、驚嘆しました。
【講師より締めくくり】
存在の薄く感じるお父さんはととさまで、「とうとい人」の意味ですよ。粗大ごみじゃないのよ。(笑)
お母さんはかかさまで、「かっかっと、照らす人」で、明るいお母さんがいいんですよ。
「一秒も曇らしてならないのは人の心である。」と、栞に書いてあります。何ページに書いてあるのかは、宿題!!(笑)
明るいお母さんと、それを支える尊いお父さんです。頑張って下さい。(絶大拍手)
え?これを読んで、あなたもこの講師に会いたかったと思われます?
そんなあなたに朗報です。\(^o^)/
来年四月には、山口県倫理法人会から福島県へのツアー(?)があるようですよ。
お知らせに注目していてくださいね。(#^^#)
ところで、今回は、講師とホテルのお風呂で出会ったという一般客の方がおられました。夕べのナイトセミナー、今朝のモーニングセミナーと、引き続きご参加くださいました。
さすがはエネルギーと魅力にあふれる川崎葉子氏ですね。会う人ことごとくが魅力に引き付けられるようです。(*^^)v
本日の参加者は、33社34名。当単会24社25名。未会員5社5名でした。
たくさんのご参加、ありがとうございました。