令和元年8月7日 第1198回柳井市倫理法人会経営者モーニングセミナーは当単会所属の石田 博俊 氏(石田時計店 代表 )をお迎えし、「こころのドアの鍵は?」のテーマでお話を伺いました。広島で銀行勤務を経て約10年前に故郷の柳井市へUターンをして家業である時計店を継がれました。ご両親が開業をされ50数年。市内外の常連のお客様やご近所の方々が日々来店されて大変にぎやかなお店です。そのようなお店にできたのもご両親の力が大きかったと言われていました。同氏は今回のテーマへ着く前に銀行時代に経験した「弱さ」についてお話をされました。事業が成功しているときの経営者は気が張っていたりして物事が正常に考えられない状態であることが多いと。そのような状態の時に勢い任せに投資をしてしまい結果が伴わなかった時に弱さを見せたり弱気になるのではなく、現状を維持できる努力ができればそれは「勇気」の現れだそうです。それを「自信を省みる力」と解することが出来ればそれは健全な感覚なのだと。「心のドアの鍵」は自らによって内側からしか開かない。経営に限らず私たちの日常の生活にも当てはまるであろう今回のお話。行き詰ったり悩んだりしているときは現状打破できるようにいつでも心の中に「鍵」を用意しておくといいのかもしれませんね。
※後日同氏からいただいた解説文から一部抜粋しております。