令和1年 10月25日(金)第651回宇部市倫理法人会 モーニングセミナーレポート
テーマ 倫理経営の根っ子
講師 高知県倫理法人会 倫理研究所 法人スーパーバイザー 西森 義信氏
会場 ココランド山口 宇部
講座
1 会員スピーチ 宇部市倫理法人会 副会長 中尾 崇子氏
モーニングセミナーを通して、ご自身が変わってきたことを話されました。
それは、役職者の心得の一つである「参加者に喜んでいただけるお世話役に徹します」が、いつの間にかできていた、という報告でした。職場で取り組んでいる朝の清掃。以前は気になっていた事が、いつの間にか自然体で実行している自分に気づいたそうです。身近な実践報告に参加者も聴き入っておられました。
2 講話
しっかりと地域に根付いた会社経営とは、何をすることなのか。「砂漠緑化隊」の活動に例えて分かりやすく話されました。
砂漠地帯に植樹したポプラの木。水をかけてもかけても生長しないポプラの木。その木は、水脈がある所まで根を伸ばして、初めて生長することが分かったそうです。何本もの根が水脈にたどり着いてから枝が伸び、葉をつけることが分かったそうです。砂漠に植樹されたポプラの木の生長を、会社経営に置き換えて話が進みました。
「根っ子の中心は社長」、「本業から一切はみ出さない仕事をする」、「目標を掲げて実践する」ことを心掛ける。具体的には、「靴を揃える」、「挨拶をする」、「親を大事にする」といったお金のかからない自分磨きの日々の実践である。そういう幾つもの根っ子(日々の実践)が水系(倫理経営)に届くまで続ける。
27名の参加者は、来週に向けて新鮮な気持ちで会場を後にされたはずです。