山口を大切にしたいと帰山して、ジーンズメーカーのブルーウェイ(株)に40年在籍された岡部泰民氏の講話でした。2000年から10年間世界最大のデニムファッションデザインコンテストin山口の実行委員長を務め、さらにメイドインジャパンの価値を理解できるのは海外であると2006年から2008年ヨーロッパ(バルセロナ・パリ)で開催の見本市に出展、2011年からは山口商工会議所商業部会長に就任され商標登録「Re維新」を山口ブランドとして共有化して展開するなど山口から世界レベルで発信された経緯について話を聴きました。その中で重要視されていたのは人材育成でした。産業の空洞化が危ぶまれていた時代に10年先のために若い人を育てるための企画だったそうです。「出来ない。」ではなく「出来る。」に発想転換し、「山口でも出来る。」としがらみのない「地方」を活かして全国視野で展開したそうです。
最後に話された「良いものが分かる人間が価値を高める。」「自分を磨いて自分の価値を高める。」と言う言葉に心を打たれました。
参加者25名