2025年2月26日(水)、数日前までの厳しい寒波が和らぎ、ホッとするような朝。この日のMSは、特別な空気に包まれていました。
それは、2025年度(令和7年度)経営者倫理セミナーを終え、富士山の麓にある一般社団法人倫理研究所の宿泊研修施設で研鑽を積んできた仲間たちが戻ってきていたから。
富士山の清らかな空気まで持ち帰ってくれたのでしょうか、会場には透き通った雰囲気が漂っていました。
この日も、川村会長の、場を明るくする力強い挨拶と、ユーモアあふれるトークで、充分に温められた雰囲気の中、MSは始まりました。
会員スピーチを担当したのは西部地区区長の有馬貴志さん。
「講話との出会いが人生を変えることもある」というお話に、MSや各種講演会を通じて講話を聴ける機会に多数恵まれている、倫理法人会の会員であることの有難さを、改めて実感した方も多かったのではないでしょうか。
そして、この日の講話は、富士研に参加したばかりの下関の若手ホープ、岡本匠史さんと、梅田遥士さん。
下関倫理法人会のビジュアル担当のお二人による富士研報告。
清潔感と、清々しい若さに満ちた二人が語る「富士研に参加して本当に良かった」という報告には、驚きと感動が溢れていました。
お二人にとって、人生で一度しかない「初参加」という勲章のように光り輝くもの。
何もかもが新鮮で、その一瞬一瞬が特別な輝きを放っていたと語るお二人の熱量に触れ、MSの参加者たちの多くの方が「自分も行ってみたい」「行けばよかった」と、思ったのではないでしょうか。
講話後の朝食会でも、話題は尽きることはありませんでした。
富士研の魅力を語る時間というものは、いくらあっても足りないようです。
実際に参加した人だけが味わえる清々しさのおすそ分けを頂き、未経験の人は「ぜひ参加してみたい」と思い、すでに体験した人は「また行きたい」と熱く胸に刻む——そんな充実した朝となったのではないでしょうか。