「20年の歩み、未来へつなぐ1,000回の想い」
2024年は、下関市倫理法人会にとって特別な記念の年となりました。
今年8月28日(水)には、当会のモーニングセミナーが1,000回目を迎え、さらに設立20周年という大きな節目も重なり、二重の喜びに包まれる年となったのです。
その前日、8月27日(火)には、山口県下関市のマリアージュ玉姫殿にて、盛大な前夜祭が開催されました。
この記念すべき式典において、(一社)倫理研究所法人局参事・上級インストラクター、岩手県倫理法人会相談役(創業会長)、クラフトグループ(7社)会長である又川俊三様を講師としてお迎えし、「運を切り開く心の法則」というテーマでご講演をいただきました。
又川様は、東日本大震災で実際に被災されたご経験を踏まえ、人として、また倫理を学ぶ者として心に響く数々の感動的なお話をされました。
会場では涙をぬぐう参加者も多く、その熱い言葉に多くの人々が深く共感しました。
さらに、会社経営における手腕や成功の秘訣を惜しみなく披露され、倫理の根幹をなす理念「それを実践すること」の大切さを強く感じる内容でした。
その背中は、未来を指し示し、「次世代の君たちが、この国を作っていくんだ」という強いメッセージが伝わってきました。
また、講演会の中では、「TSUNAMI VIOLINコンサート」も行われました。
東北震災で流された松の木の根から作られたバイオリンを、1,000人の奏者が全国で演奏するという試みで、震災の記憶を風化させずに、教訓として伝え続ける活動です。
会場に響き渡る力強く美しい音色は、未来への希望を歌うようで、多くの参加者がその音色に涙を流しました。
感動に満ちたこの講演会は、まるで心に一本の芯が通ったような力強さを感じさせ、参加者は倫理を学び実践することの意義を再認識しながら、背筋を伸ばして会場を後にしました。
和やかなお祝いムードの懇親会
感動の講演会の後は、同会場であるマリアージュ玉姫殿にて懇親会が開催されました。
前夜祭の目甘企画。講演会を藤に開催した達成感と共に、明日に控えた1000回目のモーニングセミナーを前に、会場はお祝いムードに包まれた和やかな雰囲気が広がっていました。
懇親会では、歴代の下関倫理法人会の会長たちから、それぞれ下関倫理法人会の歩んできた歴史が語られ、そのユーモアに富んだお話に、会場は笑いに包まれ、大変盛り上がりました。
最後に、(一社)倫理研究所法人局 法人スーパーバイザーの松本浩之氏が、下関倫理法人会の今後の決意と進むべき道を示す力強いメッセージが贈られ、懇親会は大盛況のうちに幕を閉じました。