〝 心高く悟りて、俗に還る 〟 by. 松尾芭蕉の言葉を引用して、
「折角倫理で学んだことは、そのままにせずに私たちの身の周りの小さなことから実践していきましょう 」
の会長挨拶の後、本日の講話がスタートしました。
下関市出身、6人兄弟の末っ子 3年前から母と同居を始めています。
「 尊己及人 」を今年のテーマとしました。 2年前に作った自分年表を振り返ってみると、16才から定時制に通いながら
長兄の板金業を手伝い始め、のち事業継承して板金業界で地域一番を目指して仕事に傾注していました。
また、リーマンショックを契機に、元請比率の向上と、飲食業、不動産業へと業容を拡大してきました。
が、振返ると 自分の我が儘と中途半端な部分が裏目になってか、日々苦労の連続でもありました。
そんな折、目に見えないけど感謝の心を大切に
して、人のために働くことが自分の役割、と云う倫理の学びを自覚しました。
今年は酉(とり)年、空を飛ぶ・地を駆ける・水に潜る と云う 酉の多様性は、生き方を変えながら進化してきた証でもあります。
苦難を(喜んで!?) 受け止め、我が儘を取り去って前に進むこと、そして倫理では、普及も同じ意味である、と締めくくられました。